「被災地に春を呼び戻して欲しい」鳥取県から「初」ボランティア隊 能登半島地震被災地へ

被災地でのニーズの変化に対応するため、鳥取県からは初めてとなるボランティア隊が能登半島地震で被災した石川県へと出発しました。

鳥取県災害ボランティア隊の第一陣は20代から70代の一般県民の男女6人。5日鳥取県庁で出発式が行われました。

地震発生から2か月、現地のニーズは被災者の生活再建などへとシフトしてきていて、平井知事は皆さんの力で被災地に春を呼び戻して欲しいと激励しました。

鳥取県災害ボランティア隊 湯口義幸さん(74)
「被災された方たちに、とにかく安心して頂けるように、心の届くような支援活動ができたらなと思っています。」

6人は県職員の災害応援隊とともに今月9日まで石川県志賀町で活動し、被災した家のがれきを撤去したり、片付けをしたりして、被災者の生活再建に力を尽くすことにしています。

県社会福祉協議会が募集するボランティア隊は第二陣以降も準備を進めています。

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