寄せ書きにしんみり「さみしいです」 サーカスでピエロ役の6年生 友達と感謝の別れ

お別れ会のジェスチャーゲームで「おさるのジョージ」の物まねを披露するルーズベルトさん(右)ら=6日、豊見城市立豊崎小学校

[ハッピードリームサーカス2023]

 【豊見城】昨年12月から今月3日まで豊見城市で公演した「ハッピードリームサーカス」で、ピエロとして出演した豊崎小学校6年生のバレンシア・デルガド・ルーズベルトさん(12)らのお別れ会が6日、同校で開かれた。ジェスチャーゲームでは友だちと「おさるのジョージ」の物まねで友だちを笑わせ、寄せ書きをもらうとしんみりとした表情だった。

 ルーズベルトさんは、空中ブランコに出演した夫婦の息子で小1のアスラン・ベントゥーラ・モラレス・ポテンサさん(8)とともに、6年生のクラスで約2カ月間一緒に勉強した。

 お別れ会では、仲良しの仲里虎琉さんが「大舞台でのサーカスはかっこ良かった。また、豊崎に戻ってきてください」とあいさつ。ルーズベルトさんは「優しくしてくれたみんなとは最後なのでさみしいです。勉強とサーカスを頑張ります」と感謝した。(南部報道部・又吉健次)

© 株式会社沖縄タイムス社