アトレティコ、34歳DFアスピリクエタと契約更新?…2025年夏まで残留か

アトレティコ・マドリードがスペイン代表DFセサル・アスピリクエタとの契約延長を決断したようだ。6日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。

現在34歳のアスピリクエタは2012年夏に加入したチェルシーで公式戦通算508試合に出場し、合計9つのタイトル獲得に貢献した後、昨年夏にフリートランスファーでアトレティコ・マドリードへ加入。年明け後はヒザの負傷に伴い戦列を離れているが、右ウイングバック(WB)やセンターバック(CB)を主戦場に今シーズンここまで公式戦22試合に出場し、1アシストをマークしている。

当初の契約は今年6月末までとなっていたアスピリクエタだが、この度アトレティコ・マドリードはその期間を2025年6月末まで延長することを決断した模様。『マルカ』が報じたところによると、負傷の影響もあり契約の自動更新に必要な出場時間を確保できていなかった同選手だが、クラブ側はピッチ内外での貢献を高く評価しているとのこと。今シーズン終了を待たずして、来シーズンの残留を確約したようだ。

アトレティコ・マドリードとアスピリクエタは既に契約更新で合意に達しており、必要書類へのサインも行われているという。移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏も「セサル・アスピリクエタとの契約は2025年6月まで延長される。アトレティコ・マドリードは同選手の残留を望んでいた。これは既にサインされたものと理解している」と指摘している。

なお、アトレティコ・マドリードを巡っては、今夏の移籍市場で守備陣の強化に乗り出す可能性があるとも報じられている。1月に加入したブラジル人DFガブリエウ・パウリスタとの契約延長に加え、レアル・ソシエダ所属のスペイン代表DFロビン・ル・ノルマンへのオファー提示が検討されているようだ。

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