サウジ国営石油、4月のアジア向け主要油種価格引き上げ

[6日 ロイター] - サウジアラビア国営石油会社サウジアラムコは6日、主要油種アラブ・ライト原油について、4月のアジア向け公式販売価格(OSP)を引き上げた。

4月のアジア向けOSPは、オマーン・ドバイ産原油の平均価格に1バレル=1.70ドルを上乗せした水準に設定。前月は1.50ドルの上乗せだった。

市場は、前月から据え置きか、0.10─0.20ドルの引き上げを予想していた。

4月の欧州北西部向けOSPは、米インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント価格より1バレル=0.60─0.70ドル安い水準に設定。米国向けOSPは、前月とほぼ同水準に据え置いた。

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