浜辺美波主演「アリバイ崩し承ります」が4年ぶりにSPドラマで復活! 安田顕、成田凌と最難関の殺人事件に挑む

テレビ朝日系では4月6日に「アリバイ崩し承りますスペシャル」(午後10:00)を放送することが決定した。浜辺美波が主演を務め、2020年1月期に「土曜ナイトドラマ」枠で連続ドラマとしてオンエアされた本格謎解きミステリーが、4年の時を経て帰ってくる。

「アリバイ崩し承ります」は、那野県那野市の商店街で祖父から受け継いだ「美谷時計店」を切り盛りする美谷時乃(浜辺)が、1回5000円で“アリバイ崩し”の依頼を受け、自宅の離れに下宿しているプライドの高い県警の管理官・察時美幸(安田顕)との凸凹バディで難事件に挑む物語。

今回のスペシャルドラマでは、察時や空回りぎみのおぼっちゃま刑事・渡海雄馬(成田凌)ら捜査一課の面々に、人気テレビ番組「県警密着24時」が密着することに。華々しく事件を解決して警察庁に返り咲こうともくろむ察時と、番組のファンである時乃にいいところを見せたい雄馬が、自分をメインに撮影してもらおうと小競り合いを繰り広げる。そんな中、資産家の刺殺事件が発生。番組クルーを引き連れ、今回こそは時乃の手を借りずに自力で真犯人にたどり着くと意気込む察時だが、現場に肝心の凶器がなく、容疑者3人にも鉄壁のアリバイがある。察時は渋々内緒で時乃に“アリバイ崩し”を頼むが、それは時乃の推理力の上をいく超難事件で…!?

「アリバイ崩し承ります」でコメディエンヌとしての魅力を発揮した浜辺。本作で演じる主人公・時乃は、幼稚園の頃に両親が事故で他界し、時計店を営んでいた祖父に引き取られて以来、時計修理に興味を持って技術を学んできた。同時に「時間にまつわる仕事だから、時計店で働く者こそアリバイの問題を扱うにふさわしい」という信念により、“アリバイ崩しの名人”として名をはせた祖父から仕込まれてきた。それまで「アリバイ崩しは人の恨みを買う危険があるので結婚して守ってくれる人ができるまでは禁止」という祖父の言いつけを守ってきたが、警察関係者の察時が家の離れに下宿することになってから、1回5000円でアリバイ崩しの仕事を始める。「時を戻すことができました。アリバイは、崩れました」を決めゼリフに、難事件をいとも簡単に崩してしまう。

そして、連ドラ当時に話題を呼んだのが、入浴しながら那野名物「野沢菜コロケ」をモグモグと食べる浴室での時乃のシーン。コロケのおいしさにもだえながら風呂につかる時乃の姿に加え、新たなニューアイテムにも注目だ。

一方、安田が扮(ふん)する那野県警刑事部捜査一課管理官である察時は、警察庁のキャリアでエリートコースを歩んでいたが、対立派閥の汚職を暴こうとして返り討ちに遭い降格。那野県警に左遷されてきた。しかも単身赴任で、時乃の家の離れに下宿中。キャリアらしく、現場経験が少ないにもかかわらずプライドが高いため、周りの警察官たちからはウザがられている。自力で事件を解決しようと意気込むも、結局時乃に“アリバイ崩し”を依頼してしまうが、そのことはほかの刑事には絶対に内緒だ。

そして、成田が演じる那野県警刑事部捜査一課巡査部長の雄馬は、おしゃれスーツで決めた“見た目だけ”はクールな刑事。ノンキャリアだが、父親が地元選出の大物国会議員のため、同僚や上司から常に忖度(そんたく)されている。時乃に思いを寄せていて、やたらと店に現れるが相手にされず、なんなら手のひらで転がされている。しかし鮮やかにアリバイを崩す察時の能力を疑ってもいる。今回、そんな時乃と雄馬が急接近。普段から時乃のキュートな魅力にメロメロで、一つ屋根の下で暮らす察時に敵意むき出しの雄馬が、勇気を出して時乃を誘うなど、2人の間に進展がありそうな雰囲気も。

しかし、恋のライバルとして、時乃が久々に再会を果たした初恋の相手が出現。しかもその初恋の相手が事件の容疑者として浮上するという事態になる。

事件解決に行き詰まった察時が、部屋の契約更新を前に、時乃の下宿を出ていく!? また、恋のライバルへの嫉妬心を爆発させた雄馬は、公私混同のドタバタ捜査を行う。果たして、難事件に翻弄(ほんろう)される凸凹バディの運命は? 雄馬の切ない片思いの行方にも注目だ。

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