リヴァプール、サラーがELスパルタ・プラハ戦のメンバーに招集 クロップ監督「本来なら呼ばれることはないが…」

写真:リヴァプールのサラーがスパルタ・プラハ戦で出場する可能性が浮上した

リヴァプールのエジプト代表FWモハメド・サラーがUEFAヨーロッパリーグ(EL)スパルタ・プラハとの試合を戦うメンバーに招集された。クラブ公式サイトやイギリス『BBC』が伝えている。

サラーは、現地時間2月17日に行われたプレミアリーグ第25節のブレントフォードとの試合で筋肉を負傷し途中交代していた。その試合から離脱が続いていたサラーがELのスパルタ・プラハとの試合でプレーする予定だという。

ユルゲン・クロップ監督は試合を控えての会見で、サラーをメンバーに招集したことについてこう語った。

「サラーは我々とともに2日間トレーニングを行った。様子をみていきたい。彼が戻ってきたのはチームにとっていいことだし、彼自身も喜んでいる。起用については慎重でありたいし、そうでなければならない。だが、激しい試合が続く時期は全員の力が必要だ。」

「彼に限らず他の選手たちについてもそうだ。うん、朗報だよ。だから彼がどれだけプレーできるか見てみよう。さっき言ったようにトレーニングに参加したのは2日間だ。本来なら選手がメンバーに呼ばれることはない。だが、我々の状況を考えれば理にかなっている」

リヴァプールにとって重要な試合が続く。現地時間3月7日のELベスト16のスパルタ・プラハとのファーストレグを終えると、現地時間3月10日にはプレミアリーグ第28節のマンチェスター・シティとの天王山が控えている。

首位リヴァプールと2位マンチェスター・シティとの勝ち点差はわずか“1”であり、リヴァプールとしては負けられない試合となる。サラーの復帰は同クラブにとって大きなプラスの要素だろう。

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