備前焼の若手作家・伊勢﨑州さん初の個展 岡山市のデパートで開催

備前焼の若手作家・伊勢﨑州さんの初めての個展が岡山市のデパートで開かれています。

会場の天満屋岡山店には、皿や花を生ける器など約60点の作品が展示されています。

伊勢﨑州(いせざき・しゅう)さんは、2017年から父親で備前焼作家の伊勢﨑競さんから教えを受け活動を続けています。

「窯変葉皿」は、浮かび上がったきれいな「緋色」が特徴の葉っぱの形をした皿です。

「備前窯変花入」は、焼き上げる際に作品に生じる色の変化「窯変」の豊かな景色が魅力の花入れです。

(備前焼作家/伊勢﨑州さん)
「あまり派手なこともせず、備前焼の良さを出せたらいいなと思って作陶しました。釉薬使わずにこれだけいろんな色が出るというのを見てもらえたらうれしいです」

この個展は11日まで天満屋岡山店で開かれています。

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