ミカンの皮がうまく剥けないなら? 農水省が公開した裏技に「そうすればよかったのか!」

※写真はイメージ

ミカンの皮はどうやって剥いていますか。剥きづらかったり白い筋が気になったりして、食べるのが面倒に感じてしまうことがあるかもしれません。簡単・きれいに剥く方法を紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

ミカンの選び方と剥き方

甘酸っぱくておいしいミカンですが、種類によっては皮が剥きづらいものもあります。

農林水産省の公式サイトでは、ミカンの選び方や食べ方などミカンに関するさまざま情報を紹介しています。

まず、ミカンの皮の剝き方を紹介する前に、おいしいミカンの選び方を見ていきましょう。選ぶ際に注目して欲しいのは、『ヘタ』『色・ツヤ』『皮』です。

『ヘタ』は小さめで少し枯れているものを選びましょう。『色・ツヤ』は濃いだいだい色でつるっとして滑らかなもの、『皮』はふかふかしておらずハリのあるものを選ぶと、おいしいミカンに出会えるようです。

おいしいミカンを選んだら、いろんな方法で皮を剥いていきましょう。本記事では、4種類の剥き方を紹介します。

ヘタ側から剥く

ミカンの皮を裏側から剥く人が多いようですが、実はヘタ側から剥いたほうが『アルベド』と呼ばれる白い筋を取りやすくなります。

ヘタ側から4つ割りにする

裏側から、皮ごと2つに割ってさらに2つ割りにして4つに割ります。外皮はヘタ側から剥きましょう。

ベルト状に並べる

ヘタ側と裏側の外皮を丸く切り取って、ミカンにベルトが巻かれたような状態にします。ベルトの1か所に縦に切り込みを入れて実を剥がしていきます。抜き終わるとベルトに実がきれいに並びます。

皮を揉んでから剥く

外皮と実の間に少し隙間ができている場合は、指で数回揉んで外皮と実を剥がしましょう。裏側からヘタにつながるように皮の外周を切っていくと、実をきれいに取り出すことができます。

ミカンを長持ちさせる保存方法も紹介しているので、一緒に覚えておきましょう。

ミカンの保存期間は2~3週間が目安です。常温で保存できますが、風通しがよくて8~10℃くらいの場所に保存することをおすすめします。また、湿度の高いところの保管は避けて、ミカン同士が重ならないように置きましょう。

冷凍ミカンにすると1~2か月も保存が可能になります。冷凍ミカンの作り方は以下を参考にしてください。

軽く洗ってから水分を拭き取ったみかんを、冷凍庫で凍らせます。その後、いったん冷凍庫から取り出し、冷水に一瞬浸して薄い氷の膜を作り、再度冷凍庫で冷やします。

ミカンの皮のいろんな剥き方を紹介しました。初めて知ったという剥き方もあったと思います。コツを覚えて種類ごとにパパっときれいに剥けるようになりましょう。


[文・構成/grape編集部]


出典

農林水産省

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