職場で「カップラーメン禁止令」が出ました。「においがキツイ」とのことですが、理不尽ではありませんか? 節約のためにも撤回してほしいです

スメル・ハラスメントに注意

昼食に何を食べるかは基本的に個人の自由です。しかし、他の社員もいる職場で昼食をとる場合には、周囲への最低限の配慮は必要です。特に、においには注意しなくてはなりません。

においが原因で周囲に不快感を与えるハラスメントは「スメル・ハラスメント」と呼ばれます。法律でルールが定められているわけではなく、許容できる範囲には個人差がありますが、カップラーメン特有のにおいをキツイと感じている人にとっては、耐え難いものかもしれません。

また、昼食時のにおいだけでなく、カップラーメンを食べた後の口臭も問題になっている可能性があります。においがキツイとの理由で、職場で「カップラーメン禁止令」が出た場合には、今後は食べることを控えるべきでしょう。

昼食代を節約するためのアイデア4選

今後はにおいが控えめで、節約もできるメニューに切り替えていきましょう。例えば、以下のような方法であれば、さほど手間もかからず、お金もセーブできるでしょう。

・冷凍おかずを使ったお弁当を持参する

自然解凍できる冷凍食品を使えば、時短でおいしいお弁当を作れ、節約にもなります。ご飯だけ炊いて、自然解凍できる冷凍おかずを詰めるだけですので、忙しい朝にも取り入れやすいでしょう。

・おにぎりやサンドイッチを用意する

前日の晩に多めにご飯を炊いておき、おにぎりを握って持って行くのも、簡単にできる節約術のひとつです。おにぎりだけでは足りない人は、においが少なくヘルシーな春雨スープなどを加えるとよいでしょう。

近所のスーパーで6枚切りや5枚切りのパンを買っておいて、サンドイッチを作るのもおすすめです。しっかりと具材を詰めたボリュームのあるサンドイッチにすれば、おなかは満たされます。

・お茶は自分で作る

昼食時の飲み物代にも注目しましょう。毎日コンビニでペットボトルのお茶を買っていると、月単位では案外まとまった出費になります。市販のお茶パックなどを使って自分でお茶を作れば節約になり、自分好みの濃さにも調節できます。

・社食があれば利用する

社食でも、うどんやそばなどの単品メニューならば安く済ませられます。無料で飲めるお茶が用意してある場合もあるでしょう。自社に社食があれば、メニューをチェックしたうえで、うまく活用しましょう。

カップラーメンが好きな人は自宅で楽しもう

カップラーメンやカップ焼きそばは手軽においしく食べられるものですが、一方で周囲に強烈なにおいを放っている場合があります。禁止令が出たということは、スメル・ハラスメントになっている可能性が高いため、周囲への配慮として今後は食べるのは控えるべきでしょう。カップラーメンが大好きという人は、職場では我慢して自宅で楽しみましょう。

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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