王毅氏「中欧関係に青信号が続くことを望む」 全人代記者会見

王毅氏「中欧関係に青信号が続くことを望む」 全人代記者会見

7日、記者会見に臨む王毅氏(奥左から2人目)。(北京=新華社記者/才揚)

 【新華社北京3月7日】中国の王毅(おう・き)共産党中央政治局委員・外交部長は7日、第14期全国人民代表大会(全人代)第2回会議の記者会見で、中欧関係について次のように述べた。

 数年前に欧州連合(EU)の政策文書が中国に対して「パートナー、競争相手、制度上のライバル」と同時に三つの位置付けをしたが、この位置付けが事実に沿わず、実行もできず、逆に中欧関係の発展に不要な妨害と障害をもたらしていることは事実が証明している。交差点で赤、黄、青の信号が同時にともっていたら、どう運転すればよいのか。

 中欧関係の正しい位置付けはパートナーであり、基調は協力である。核心的価値は自主であり、発展の未来はウィンウィンであるべきだ。われわれは、中欧関係の道に青信号が続き、妨げられずに進むことを願っている。

 強い欧州は中国の長期的利益に合致し、同様に強い中国も欧州の根本的利益に合致している。中国と欧州が互恵協力すれば、陣営対抗は起きない。中国と欧州が開放とウィンウィンを堅持すれば、「逆グローバル化」が勢いを得ることはない。

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