快適性向上 県産材を使用したトイレ新設 多機能トイレはオストメイトにも対応/岡山・津山市

岡山県津山市は、山下の津山観光センターにトイレを新設し、4日から利用を開始した。快適性の向上を図り、インバウンド(訪日外国人観光客)受け入れ環境の整備を図った。

これまでのトイレの西隣に県産材を使って約40平方メートルの建物を新築。男子、女子、多機能トイレに分かれており、旧施設になかった多機能トイレはオストメイトに対応しているほか、ベビーベッドとフィッティングボードもある。事業費は補助を合わせて約3000万円。旧施設は改修して倉庫として活用する。

県の「おかやま☆おもてなしトイレ」に申請中。市観光振興課は「国内外の旅行者の快適性と利便性の向上を図り、域内の回遊性を高め、滞在時間の延長につなげたい」としている。

快適性の向上を図ったトイレ

© 津山朝日新聞社