9日解禁のイカナゴのシンコ漁、11日に延期 播磨灘

春の訪れを告げるイカナゴの稚魚「シンコ」=神戸市内

 兵庫県内の播磨灘の漁業者らでつくる県播磨灘船曳網漁業連合会は7日、イカナゴのシンコ(稚魚)漁が解禁される9日の漁をとりやめ、11日に延期すると決めた。海上で強い風が予報されているため。

 不漁が続くシンコ漁だが、今年については「これまでで最も厳しい漁になる」と県水産技術センター(明石市)が予報。大阪湾で操業する漁業者らは今季の漁を見送ることを決めている。(三宅晃貴)

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