川崎のニック・ファジーカスがB1史上初通算3500ディフェンスリバウンドを達成

3月6日に開催されたB1リーグ第24節の横浜ビー・コルセアーズ戦において、川崎ブレイブサンダースのニック・ファジーカスがB1リーグで史上初となる通算3500ディフェンスリバウンドを達成した。

ホワイトリングで信州ブレイブウォリアーズとのアウェーゲームに臨んだ川崎。試合終盤まで1点を争う激闘が繰り広げられ、第4クォーター残り3分半で86-86の同点に。残り2分を切ってファジーカスが貴重なフリースローを沈めると、野﨑零也や藤井祐眞も得点をつなぎ、最終スコア92-88で川崎が勝利を手にした。

チームの勝利に貢献したファジーカスは、29分5秒のプレータイムで18得点10リバウンド6アシストと多彩な活躍を披露。10リバウンドのうち、オフェンスリバウンドは1本、ディフェンスリバウンドは9本という内訳になっている。

現在38歳のファジーカスは、川崎の前身である東芝ブレイブサンダースで日本でのプロキャリアをスタート。2016年から創設されたBリーグの初年度には初代得点王とMVPに輝き、その後はリバウンド王やレギュラーシーズンベストファイブにも選ばれるなど、大黒柱として長年にわたり川崎を支えてきた。

今回の記録樹立について、ファジーカスはクラブを通じ「記録を達成したことは誇れることだと思います。長い間プレーをしていることも深く関係していますが、ディフェンスリバウンドというのは自分自身が集中してプレーしている証でもあると思います。ここから何本までいけるか楽しみです」とコメントした。

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