海南省の海口国際免税城で化粧品を選ぶ人たち。（2月11日撮影、海口＝新華社記者/周慧敏）
【新華社海口3月7日】中国で5日、1月26日から40日間の日程で実施された春節（旧正月）の特別輸送態勢「春運」が5日に終了した。海南省海口税関の統計によると、海南島を離れる人を対象とする「離島免税品」の売上高は「春運」期間に74億1千万元（1元＝約21円）に上り、購入客数は延べ93万8千人、購入件数は739万件となり、市場は活況を呈した。
各免税店は春節観光の好機をつかみ、値引きキャンペーンや民俗芸能上演、新春福引きといったイベントを実施し、離島免税の消費を力強く促進してきた。「春運」期間の離島免税品の売上高は1日当たり1億8500万元を超え、1人当たり購入額は7899元となった。
離島免税品の新しい受け取り方法も購買意欲を掻き立てている。「即購即提（リストに記載された対象免税品を購入後にその場で受け取る方法）」と「担保即提（輸入関税相当額の保証金を支払い、現地ですぐに受け取る方法）」の導入は買い物の選択肢を充実させ、消費者は自分のスケジュールに合わせて自由に受け取り方法を組み合わせることが可能となった。海口税関によると、「春運」期間の「即購即提」による購入額は8億5600万元、購入件数は89万6千件だった。
