「福永祐一厩舎、初V馬券の狙い目は?」 鞍上・武豊の“三冠J”コンビと、伝説のデビューVゆかりの馬

武豊騎手(C)Getty Images

福永祐一調教師は9日、土曜阪神11R・コーラルS(L、ダ1400m)のレオノーレ(牝5)で厩舎開業初出走を迎える。鞍上は武豊騎手。

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■土日デビュー2頭はゆかりの馬

ディープインパクトの武豊と、コントレイルの福永祐一の“無敗三冠ジョッキー”コンビが実現する。

4分の1の抽選をくぐり抜け出走するレオノーレはノースヒルズの生産馬であり、前田幸治オーナーの次男・幸大氏の所有馬。キズナやコントレイルの勝負服に似た水色、赤十字襷、袖赤二本輪(前田晋二氏は赤袖水色三本輪)と、両者ゆかりのバックボーンを持つ同馬が、新たな歴史の1ページを開く。

福永厩舎は土日計2頭が出走予定。

前述の土曜阪神11R・コーラルSのレオノーレは前走は馬群で揉まれ10着大敗も、2走前はスムーズな競馬で4着と健闘。外めの枠に入れば現級通用の力はある。

もう1頭、日曜阪神10R・オークランドTRT(3勝クラス、ダ2000m)には鞍上・岩田望来騎手でマルブツプライドが出走。本馬は福永師が騎手時代の1996年3月2日、初騎乗初勝利を挙げたマルブツブレベストと同馬主・大澤毅 氏の所有馬であり、騎手と同じく初勝利が同じ「マルブツ」というドラマが待つ。

なお、福永厩舎には、先週解散した安田隆行厩舎から転厩した2022年NHKマイルC覇者のダノンスコーピオン(牡5)、20年兵庫ジュニアグランプリを制したデュアリスト(牡6)の重賞ウイナー2頭をはじめ、豪華ラインアップの管理馬がスタンバイ。

昨年、当歳セリで前田オーナーが落札した5億2000万円のコントレイル産駒が「開業祝い」として確約されたことは記憶に新しく、今後も続々と有力馬が集まる福永厩舎に注目が集まる。

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(SPREAD編集部)

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