業界の地位向上へ 運転代行 道内初の業界団体発足

運転手不足などの課題解決に向け連携しようと、全道の運転代行業者21社が道内初の業界団体を発足させました。運転代行業は、飲酒をした人などに代わって自家用車を運転するサービスを担っていますが、コロナ禍では飲食店の営業自粛などに伴い売り上げが落ち込みました。タクシーなどの業種に比べて行政支援が乏しかったとして、今月、業界の地位向上を目的に北見や函館など道内7社が発起人となり「北海道運転代行連合会」を立ち上げました。

北海道運転代行連合会さくら 島貫勝智社長「ハイヤーやバスと一緒で代行業も二種免許が必要。料金ももっと上げないとちゃんと雇用ができない、そういう声をあげていくための団体」

運転手確保のための情報発信のほか、行政に対して現在は各社で異なる代行料金を地域ごとに一律で設定するなどの仕組みづくりを求めたいとしています。

島貫さん「行政からの支援があれば人員確保も料金統一もできる」

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