もう?来年春の「ラン活」が本格化 デパートに専用売り場も【長野】

来年春の小学校入学に向けたランドセル商戦が、早くも本格化しています。「はやり」のデザインや、最近の傾向について取材しました。

7日オープンした、ながの東急百貨店のランドセル売り場。およそ250種類、20ブランドを扱い、価格帯は6万円台です。
小学校入学に向けてランドセルを選ぶ、いわゆる「ラン活」。
カタログを早めに求める保護者の声を受け、例年に比べ、1カ月ほど前倒しで販売を始めました。

■記者
「軽量化されているように感じます。ここ数年のトレンドとしては、このようにハンドルがついています。持ちやすいです」

学校までの通学距離や子供の体格を考えて、重さや背負いやすさにつながる肩パッドの形は、ランドセル選びで重視されています。最近は、タブレット端末を入れるポケットがついたタイプも人気です。

■保護者(40代)
「(息子の)好みは、デザイン・色が緑。予算はあまり(決めていない)。大体同じくらい(の価格)なので。子どもが気に入ったものと親が納得したもので決めていきたい」

女の子には、ラベンダー色などくすみカラーと呼ばれる落ち着いた色や刺繍が施されたものが人気です。男の子は、暗いところで光る反射材がついたものを選ぶ傾向にあります。
そして、男女ともに人気の色は…?

■ながの東急百貨店・高木未希マネージャー
「色は(男女)どちらでも良いような、こういったキャメルやブラウン、ネイビーも。高学年になっても使って頂けるデザインで、ジェンダーレスで選んで頂いていますね」

年々早まる「ラン活」。余裕をもってじっくりと選ぶ家族が増えているということです。

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