長島哲太、渥美心も2分06秒台で好発進。木曜日は中須賀が全セッション首位/2024全日本ロード第1戦鈴鹿2&4

 3月7日、2024年MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ 第1戦鈴鹿2&4レース JSB1000クラス 特別スポーツ走行が三重県の鈴鹿サーキットで行われた。レースウイーク初日は中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)が2分06秒097でトップタイムを記録した。

 気温約10度の木曜日は、雲がほとんどなく晴れでスタート。1週前に行われた事前テストより暖かい環境だが、まだまだ寒いことには変わりない。

 事前テストには参加できなかった秋吉耕佑(MurayamaUnso.Team AKIYOSHI)がこの日から走り出している。また、事前テストの転倒で怪我を負った清成龍一(TOHO Racing)と柳川明(KRP SANYOUKOUGYO&RS-ITOH)は欠場するため、29名のエントリーとなった。

渥美心(ヨシムラSERT Motul)/2024全日本ロード第1戦鈴鹿2&4 JSB1000 特別スポーツ走行

 午前は、10時からと11時から40分間の走行が2本行われたが、序盤から中須賀が9周目に2分06秒757に入れて首位に立つ。長島哲太(DUNLOP Racing Team with YAHAGI)も2分07秒081で2番手に入った。走行2回目も中須賀が2分06秒674でトップ、長島が2分06秒982で2番手となり、早くもブリヂストンタイヤとダンロップタイヤが競る結果になった。

 3番手は2分07秒663で岡本裕生(YAMAHA FACTORY RACING TEAM 2)、4番手は2分07秒667で渥美心(ヨシムラSERT Motul)とテストから好調のライダーが続く。水野涼(DUCATI Team KAGAYAMA)は2分08秒037とまだ本格的なアタックをしていないが5番手につけた。

長島哲太(DUNLOP Racing Team with YAHAGI)/2024全日本ロード第1戦鈴鹿2&4 JSB1000 特別スポーツ走行

 午後は13時10分からと14時10分からで午前と同じく40分間の走行だ。走行3回目にはヘアピンで転倒があり赤旗中断となったが、中須賀が2分06秒291でトップ、渥美が2分06秒749に入れて2番手、岡本が2分07秒202で3番手となった。

 4度目の走行では長島がS字の右カーブで転倒する場面も。その後は関口太郎(SANMEI Team TARO PLUSONE)が、事前テストで転倒が頻発した3コーナーでクラッシュ。意識はあったが、クラッシュパッドに潜り込む大きな転倒となった。

 再開後は10分間の走行となり、これで木曜日のセッションを終えた。中須賀は2分06秒097までタイムを上げて全セッショントップ、長島は4本目に2分06秒325まで更新して総合2番手。総合3番手は走行3回目の渥美で2分06秒749、総合4番手は4本目で3番手の岡本で2分06秒848で4人が2分06秒台に入れた。

 そして、渡辺一樹(TOHO Racing)が2分07秒289、水野涼(DUCATI Team KAGAYAMA)が2分07秒368、伊藤和輝(Honda Dream RT SAKURAI HONDA)が2分07秒578、児玉勇太(Team Kodama)が2分07秒761、岩田悟(Team ATJ)が2分07秒857、津田拓也(AutoRace Ube Racing Team)が2分07秒912と2分07秒台は6人続いた。

水野涼(DUCATI Team KAGAYAMA)/2024全日本ロード第1戦鈴鹿2&4 JSB1000 特別スポーツ走行
渡辺一樹(TOHO Racing)/2024全日本ロード第1戦鈴鹿2&4 JSB1000 特別スポーツ走行
岡本裕生(YAMAHA FACTORY RACING TEAM 2)/2024全日本ロード第1戦鈴鹿2&4 JSB1000 特別スポーツ走行

投稿 長島哲太、渥美心も2分06秒台で好発進。木曜日は中須賀が全セッション首位/2024全日本ロード第1戦鈴鹿2&4autosport web に最初に表示されました。

© 株式会社三栄