マンチェスター・ユナイテッドの多くの選手たちは、エリック・テン・ハフ監督が来シーズンも監督として引き続き指揮をとる可能性は低いと考えているようだ。イギリス『デイリー・メール』が伝えている。
マンチェスター・ユナイテッドの多くの選手たちは、テン・ハフ監督の指示するトレーニングがハード過ぎると考えており、またケガ人が続出している原因もそこにあると不満を抱いているようだ。そして、新しくクラブの共同オーナーとなったサー・ジム・ラトクリフ氏が今シーズン終了後に同監督を解任させるのではないかと予想しているという。
テン・ハフ監督は、ラトクリフ氏ら上層部とは同じ考えを共有しあっていると主張しているものの、コーチ陣や同監督の代理人に対して「将来についてなにも保証はされていない」と打ち明けている。
現在マンチェスター・ユナイテッドはプレミアリーグ6位と期待に応えられておらず、UEFAチャンピオンズリーグ出場圏内である4位アストンヴィラとの勝ち点差は“11”という厳しい状況だ。
マンチェスター・ユナイテッドは、今年の1月にライバルであるマンチェスター・シティからオマール・ベラダ氏をフットボール部門の最高経営責任者として迎え入れた。さらに、ニューカッスルでスポーツディレクター(SD)を務めるダン・シュワース氏をクラブの新たなSDとして招へいしようと計画している。こういったクラブ上層部の改革が、テン・ハフ監督にとってどのように影響するか注目を浴びそうだ。