「ぼくたちが提案したシーソーが計画に入ってうれしい」小学生と高松市 公園の設計案などについて意見交換会【香川】

「子どもたちの意見を反映した、新しい公園を地域につくろう」という取り組みです。小学生と高松市の職員が、設計案などについて話し合う意見交換会が開かれました。

(小学生の意見)
「運動場のブランコが4つあっても足りないことがあるので、増やすことはできますか?」

「この公園ができることで、もっと地域との関係が多くなることが嬉しいです」

川東小学校6年生の授業の一環で行われた、意見交換会です。市の土地を活用して、この地域になかった大きな公園をつくろうと、地域の協議会と一緒に、昨年から話し合いを進めてきました。

きょう(7日)は、市が考えた公園のレイアウトについての説明があり、遊具には児童のアイデアが採用されました。

(小学生)
「『きのこのシーソー』は、僕たちの班が提案していたんですが、計画に入って嬉しいです」

地域に伝わる「農村歌舞伎」をモチーフにした遊具も設置されるほか、災害時に必要な設備も備えられます。

(小学生)
「自分たちが考えた公園ができることは、当たり前ではないので、将来までこの公園を残していきたい」

(高松市公園緑地課)
「想像をはるかに超えるような考え方や発想力があって、こちらも勉強になりました。人と人とのつながりがたくさん広がる公園になれば」

公園は、来年春の完成を目指すということです。

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