就職活動が本格化する中、岡山市北区で大規模な企業説明会が開かれました。企業側も人材確保のためさまざまな取り組みを進めています。
合同企業説明会には、岡山県内に拠点がある約160の企業が参加しました。依然として学生優位の売り手市場が続く中、学生からは、「仕事のやりやすさ」や「人間関係」を重視する声が聞かれました。
(学生)
「会話も一切ないけど、お給料がめちゃめちゃいいとかよりは、ある程度コミュニケーションがとれる職場のほうが良いかなと思っています」
こうした中、企業側も多様性を尊重するなど、働きやすさを意識した取り組みを始めています。
(参加企業・ドラッグストア)
「髪の色も自由になりました。ネイルとかもOKですし、ピアスとかもOKになりました。これを武器にといいますか、これをアピールしていきたいなと」
自身の適正に合ったキャリア形成ができるよう、入社後の教育などサポートに力を入れる会社もありました。
(人材派遣業界 採用担当者)
「『教育拠点』というものを持っていまして、社員ひとりひとりがやりたいことができる、そういった『キャリアプラン』を一緒に考える、ということに重点をおいています」
働きやすい環境を作ろうと企業側も変化しています。あす(8日)はオンラインでの無料説明会も予定しています。