香川県の交通事故死者は「全国ワースト5位」(10万人あたりで3.53人)高齢者の事故防止対策を話し合い

人口あたりの交通事故死者数が全国の中でも特に多い、香川県です。来年度の重点的な取り組みとして高齢者の事故防止対策などが話し合われました。

(池田知事)
「一日も早く死者をゼロにする、ひきつづき一致団結して県民と一緒に取り組んでいかなければならない」

きのう(6日)開かれた交通安全県民会議です。知事と県警本部長をはじめ、関係する団体など約70人が参加しました。

昨年の香川県の交通事故死者は33人と統計開始以降2番目に少ない数でしたが、人口10万人あたりでは3.53人と全国ワースト5位の厳しい状況です。

高齢者の死者が全体の7割を占めることから高齢者への交通安全教育に特に力を入れるほか、来年度のスローガンを「歩行者優先守るけんかがわ県」とし、引き続き、横断歩道の歩行者優先なども重点的に呼びかけることなどを決めました。

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