東京マーケット・サマリー

■レートは終値(前日比または前週末比)、安値─高値

<外為市場>

ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円

午後5時現在 147.93/147.96 1.0892/1.0896 161.15/161.19

NY午後5時 149.35/149.38 1.0897/1.0901 162.83/162.85

午後5時のドル/円は、前日ニューヨーク午後5時と比べてドル安/円高の147円後半で推移している。日銀が今月の金融政策決定会合でマイナス金利解除に踏み切るとの観測が一段と強まり、売り込まれていた円の買い戻しに拍車がかかった。

<株式市場>

終値 前日比 寄り付き 安値/高値

日経平均 39598.71 -492.07 40331.06 39,518.40─40,472.11

TOPIX 2718.54 -12.13 2744.14 2,713.67─2,755.24

プライム市場指数 1399.02 -6.25 1413.66 1,396.52─1,417.86

スタンダード市場指数 1281.55 -6.52 1291.82 1,280.98─1,295.38

グロース市場指数 960.97 -12.07 976.28 957.49─986.46

グロース250指数 765.78 -9.98 778.37 762.64─787.23

東証出来高(万株) 212419 東証売買代金(億円) 59212.06

東京株式市場で日経平均は、前営業日比492円07銭安の3万9598円71銭と、3日続落して取引を終えた。朝方には史上最高値を更新する場面もあったが、日銀の政策修正を巡る報道を受けて為替が円高に振れると日経平均もマイナス転換した。輸出関連株を中心に売りが強まり、日経平均の下げ幅は一時570円を超えた。

プライム市場の騰落数は、値上がり675銘柄(40%)に対し、値下がりが929銘柄(56%)、変わらずが52銘柄(3%)だった。

<短期金融市場>

無担保コール翌日物金利(速報ベース) -0.011

ユーロ円金先(24年3月限) ───

3カ月物TB ───

無担保コール翌日物の加重平均レートは、速報ベースでマイナス0.011%になった。前営業日(マイナス0.009%)からやや低下した。「資金の取り手のニーズは引き続き強いが、今週に入ってオファーがやや増えている」(国内金融機関)という。

<円債市場>

国債先物・24年3月限 146.25 (-0.19)

安値─高値 146.10─146.35

10年長期金利(日本相互証券引け値) 0.725% (+0.015)

安値─高値 0.735─0.720%

国債先物中心限月3月限は前営業日比19銭安の146円25銭と大幅続落して取引を終えた。日銀の早期政策修正観測が高まり、相場を圧迫した。10年最長期国債利回り(長期金利)の引け値は、前営業日比1.5bp上昇の0.725%。一時、2週間ぶり高水準の0.735%をつける場面もあった。

<スワップ市場・気配>

2年物 0.37─0.27

3年物 0.45─0.35

4年物 0.52─0.42

5年物 0.60─0.50

7年物 0.75─0.65

10年物 0.96─0.86

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