大ガス、累進配当制度を導入 DOE3%目標に

Shinichi Uchida

[東京 7日 ロイター] - 大阪ガスは7日、2026年度まで3カ年の中期経営計画を策定し、原則として減配せずに配当の維持や増配を行う累進配当制度を導入すると発表した。株主資本配当率(DOE)3%の方針を掲げ、機動的な自己株取得も検討するという。

24年3月期の年間配当予想は72円50銭(従来予想65円、前期実績60円)とし、25年3月期は95円を目指すことを決めた。

中計ではこのほか、26年度に自己資本利益率(ROE)8%程度、投下資本利益率(ROIC)5%程度の目標を盛り込んだ。

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