【高校受験2024】京都府公立高入試・中期選抜<英語>講評…難易度はやや易~標準

【高校受験2024】京都府公立高入試・中期選抜<英語>講評

2024年3月7日(木)、2024年度(令和6年度)京都府公立高等学校入学者選抜について、中期選抜が実施された。2024年3月1日に発表された全日制における志願者数の合計は、中期選抜募集人員6,108人に対し、志願者数6,027人で、倍率は0.99倍だった。

リセマムでは、京進の中学・高校受験TOPΣの協力を得て、学力検査「英語」の講評を速報する。このほかの教科(全5教科)についても同様に掲載する。

京都府 中期選抜<英語>講評

(京進 提供)

(筆記)
大問1 長文読解(高校生のスピーチ)<留学生との会話を通じて学んだこと [やや易]
大問2 長文読解(会話文)<高校生と留学生のレストランでの会話> [標準]
(リスニング)
大問3(会話文と質問) [標準]
大問4(会話文と質問) [標準]
大問5(会話文と応答) [標準]

例年通り長文2題・リスニング3題の合計5題の大問構成。小問数は例年と同じであった。

大問1の長文問題は高校生が寺院好きの共通点を持つアメリカ人留学生との交流や交流を通じて学んだことについてのスピーチであった。日米の乗り物の違いなど一般的な題材であり、比較的読みやすい文章であった。読み進めながら問いに答えていけば十分得点できる問題である。大問2は高校生と留学生がレストランでメニューを見ながらやりとりする内容であった。文章とメニューを照らし合わせ、それぞれの情報を整理する必要がある。図やグラフなどを同時に処理することができるような英文を日ごろから読んでおきたい。

リスニングの形式や難度に変更はなく、全ての問題が2回放送される形式も昨年同様であった。


このレポートは2024年3月7日(木)に、速報として京進の中学・高校受験TOPΣにより作成されたもの。

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協力:京進

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