東証大幅続落、終値4万円割れ 492円安、朝方は最高値

 7日の東京株式市場は、日経平均株価(225種)が大幅続落し、前日比492円07銭安の3万9598円71銭で取引を終えた。終値が4万円を割り込むのは1日以来。朝方は米国の利下げ観測から反発し、取引時間中としての最高値を更新したが、その後は外国為替相場の円高ドル安進行を受けて下落に転じた。値動きの幅が900円を超す荒い展開だった。

 東証株価指数(TOPIX)は12.13ポイント安の2718.54。出来高は約21億2400万株。東京外国為替市場では、日銀が早期に金融政策を正常化するとの見方から円が対ドルで前日に比べて1円以上上昇し、約1カ月ぶりとなる1ドル=147円台を付けた。

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