「隙あらば猫 町田尚子絵本原画展」京都会場オリジナルの描き下ろし“猫”作品を展示 大丸京都店で開催 

画家・絵本作家の座右の銘である「隙あらば猫」をタイトルとした原画展が大丸京都で開催される。町田尚子は、絵本の物語を繊細なタッチと大胆な構図で描くことで、その文章が生きる空間を表現し、高い評価を受けている。そうした町田の絵本には、所々に猫の姿が描かれている。近年では、『ネコヅメのよる』『なまえのないねこ』『ねことねこ』『ねこはるすばん』『どすこいみいちゃんパンやさん』など、猫が主人公の絵本を制作し、人気を博している。

本展覧会では、17冊の絵本原画や絵画、ラフスケッチなどの貴重な制作資料他、本展のために新たに制作された作品を含む約270点を紹介。絵本原画そのものが持つ繊細な筆致や迫力のある描写を楽しむことができる。

さらに、京都会場オリジナルの描き下ろし作品も展示。ここでしか見られない内容がたっぷりの、ファン必見の展示となっている。会場では町田尚子のサイン会も開催予定。会場で販売のグッズなどもあわせて、ぜひチェックしてみよう。

(文=リアルサウンド ブック編集部)

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