長谷川唯をアンカーに抜擢、シティのテイラー監督が3年間の契約延長「我々の野心は常にトップになること」

シティとの契約延長が発表されたガレス・テイラー監督[写真:Getty Images]

マンチェスター・シティは4日、女子チームを率いるガレス・テイラー監督(51)と3年間の契約延長を発表したことを発表した。
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これにより、2027年6月までシティで指揮を執ることとなったテイラー監督は、クラブ公式サイトを通じて次のようにコメントしている。

「あと3シーズン、シティに従事できることを非常に嬉しく思う。我々がここで行っていること、そして達成しようとしていることは、持続性と成功を築くための長期的なプロジェクトだと思います」

「我々の野心は、常にトップになることであり、それを実現してきた。舞台裏では多くの人々の多大な努力が必要で、選手たちも我々が実行しようと、達成しようとしていることに本当に賛同してくれた」

元ウェールズ代表FWのテイラー監督は、2020年5月にシティ女子チームの監督に就任。これまでの公式戦成績は131試合97勝で、女子FAカップ、女子コンチネンタルカップを1度ずつ制している。

一方、FA女子スーパーリーグ(FAWSL)ではチェルシーの後塵を拝し続け、昨季は女子チャンピオンズリーグ(UWCL)出場権外の4位。リーグ戦のタイトルは得られていないが、今季のFAWSLでは現在12連勝中で、首位チェルシーとは勝ち点差なしの2位に付けている。

なでしこジャパンMF長谷川唯のアンカー起用は驚きと共に評価を高め、抜擢した19歳GKキアラ・キーティングはイングランド女子代表に上り詰めるなど、手腕も発揮するテイラー監督。今季は国内3冠の可能性を残しており、「常にトップになること」との言葉通り、タイトル獲得が期待される。

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