【高校受験2024】京都府公立高入試・中期選抜<国語>講評…難易度はやや易~標準

【高校受験2024】京都府公立高入試・中期選抜<国語>講評

2024年3月7日(木)、2024年度(令和6年度)京都府公立高等学校入学者選抜について、中期選抜が実施された。2024年3月1日に発表された全日制における志願者数の合計は、中期選抜募集人員6,108人に対し、志願者数6,027人で、倍率は0.99倍だった。

リセマムでは、京進の中学・高校受験TOPΣの協力を得て、学力検査「国語」の講評を速報する。このほかの教科(全5教科)についても同様に掲載する。

京都府 中期選抜<国語>講評

(京進 提供)

大問一 古文 「俊頼髄脳」 〔標準〕
大問二 論説文「メタファー思考は科学の母」大嶋仁 〔標準〕

例年通り、大問一古文12点、大問二論説文28点という構成で、記号選択問題、抜き出し問題と、漢字の読み書きであった。

古文では歴史的仮名遣いが今年度も出題された。本文は昨年度よりやや短く、理解しやすい内容だった。内容理解の問題も出題されているが、理解が難しいわけではないので、きちんと得点したい。会話文形式の設問は今年度も出題されており、そこから漢文の返り点の問題が出題された。

論説文でも、例年通り会話文形式の問題が出題された。出題内容も、段落構成の問題、会話文形式の抜き出し問題など、例年通りのパターン。漢字、文法等の知識事項は中学校で学習する内容が幅広く出されるが基本的なものである。大問二28点中14点を占め、こちらも一定パターンがあるので、必ず対策をしておきたい。


このレポートは2024年3月7日(木)に、速報として京進の中学・高校受験TOPΣにより作成されたもの。

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協力:京進

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