【高校受験2024】京都府公立高入試・中期選抜<社会>講評…難易度は例年通り

【高校受験2024】京都府公立高入試・中期選抜<社会>講評

2024年3月7日(木)、2024年度(令和6年度)京都府公立高等学校入学者選抜について、中期選抜が実施された。2024年3月1日に発表された全日制における志願者数の合計は、中期選抜募集人員6,108人に対し、志願者数6,027人で、倍率は0.99倍だった。

リセマムでは、京進の中学・高校受験TOPΣの協力を得て、学力検査「社会」の講評を速報する。このほかの教科(全5教科)についても同様に掲載する。

京都府 中期選抜<社会>講評

(京進 提供)

大問一 トマス・クックをテーマとした総合問題 〔やや易〕
大問二 徳島県の課題をもとにした総合問題 〔標準〕
大問三 フビライ・ハンの生涯をもとにした総合問題 〔標準〕
大問四 起業をテーマとした総合問題 〔やや難〕

構成や難度は例年通り。

昨年に続き、必要な語句を選び並び替えて適切な表現をつくる問題が出題されていた。問われた内容は日本銀行の金融政策についてのもので、資料はあったが解きにくい問題だった。ここ数年出題されていた短い記述問題や地形図の問題は今年も出題がなかった一方で、資料読み取り問題と知識問題で「すべて選べ」という問題が今年も出題されており、丁寧な読み取り、正確な知識が要求された。語句暗記だけでなく、地図や資料集を活用した学習を心がけたい。


このレポートは2024年3月7日(木)に、速報として京進の中学・高校受験TOPΣにより作成されたもの。

京進は関西・愛知を中心に全国で学習塾、個別指導教室を展開している。最新の脳科学に基づく学習法は、自ら学ぶ力を育む学習法として高い効果を上げている。

協力:京進

編集部

© 株式会社イード