『水ダウ』で真空ジェシカ・川北が絶賛されたワケ…朝の生放送では“下ネタ”で炎上の過去も

真空ジェシカの川北(右)とガク(M-1グランプリ2023公式サイトより)

3月6日に放送された『水曜日のダウンタウン』(TBS系)に、お笑いコンビ「真空ジェシカ」が初出演。

2番めの説のプレゼンターとして登場扉が回ると、ボケ担当の川北茂澄は後ろ向きで登場。スタジオゲストのみちょぱが「こっちだよ! 逆逆!」と呼びかけると、川北はふり向き、「すいません、すいません」と謝りながらも、テーブルの上にある赤いボタンをためらいなく押し「ヴィーン、ヴィーン」とサイレンが鳴ってしまう。

ツッコミ担当のガクが「このボタン押すことないから」とツッコむなか、浜田雅功は「そんなことになるんや。知らんかった」と驚いた様子。

ガクが「知らないボタン押さないで!怖いから!」と川北に注意するなか、アンタッチャブル山崎は、「浜田さんでも知らないボタンなの?」とビックリ。浜田は「押したことないもん」。

ガクはもう一度相方に「初登場だからこんな怖いことしないで」と注意すると、川北は「SASUKEかと思っちゃいました」と悪びれる様子もなく弁解。ガクは「SASUKEでゴールしたわけじゃないから」と困った様子でツッコんでいた。

ロケに出たこともないのに番組に呼ばれ、ガクは「ずっと避けられてるのかと思った」と言うと、人力舎の先輩であるザキヤマは「避けられる理由、わかるだろ?今のボタンで」とやんわり忠告。ガクは「これでまた呼ばれないような気がしますけどね」と返し、ザキヤマを笑わせていた。

3年連続で「M-1グランプリ」決勝に進出を果たし、実力派漫才コンビとして知られる真空ジェシカだが、バラエティ番組に出演した際にボケ倒す川北が時には炎上することも。

「2022年2月、『ラヴィット!』(TBS系)に初出演した際には、MCの麒麟・川島明が休むなか、ニッチェ・江上敬子のクセ毛をモチーフにした“逆ニッチェ”のかぶり物でボケを連発し大炎上。のちにラジオで、帯同したチーフマネジャーが楽屋を間違えるほど動揺していたことを明かしています。

にも関わらず、2023年2月には、同じく『ラヴィット!』で、VTRのフリを頼まれ、川北が『それではエスイーエックス、スタート!』とVフリ。ガクが『VTR!』と訂正ツッコミをいれたものの、突然の下ネタにSNSでは《朝から生放送でSEX言うなよww》とまたも大炎上していました」(芸能記者)

だからこそ、『水ダウ』初出演の川北がどんなボケをするかが注目されたわけだ。

川北が押したボタンは、プレゼンター席に常に置かれているものの、最近では押されたことはない。”禁断のボタン”を川北がためらいなく押したことに、SNSでは川北を称賛する声が上がった。

《水ダウの専門家を呼ぶためのボタン(形骸化したもの)を押す真空ジェシカ》

《水ダウのプレゼンターのとこにあんな変なボタンあったっけ?SASUKEかと思った川北さんおもろすぎる》

《川北さんのせいで知恵袋の「水曜日のダウンタウンのプレゼンターの席にある赤いボタンってなんですか」っていう質問が人気の質問になってるの笑った》

番組の最後では、2023年12月に番組内で開催された、日本一ウケない芸人を決める大会「スベリ-1GP」の決勝メンバー3人がユニットコントを披露。ユニットコントはダウンタウンの松本人志が考案した企画だっただけに、SNSでは《松本も一緒に見てほしかった》という声も。

真空ジェシカに対しても、《真空ジェシカ、初水ダウ?! 松ちゃんが居たら、もっと面白かったろうに》という声が上がっていた。

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