大淀町の中学校でメタバース体験授業

インターネット上の仮想空間メタバースを体験する授業が、大淀町の中学校で行われました。

生徒らがコンピューターで作り出した自分の分身アバターがインターネット上に作られた仮想空間で動いています。アバターを通じて人と人が繋がるメタバースはエンターテインメントをはじめ、ビジネスや福祉、医療など幅広い分野での活用が期待されています。7日は2年生およそ120人がタブレット端末でアバターを操作し、大淀町に関するクイズを楽しんだり、車の運転をしたりしてメタバースの空間を体験しました。

また今回の授業では将来メタバースを活用し、大淀町でできることを考えてみようというテーマが設けられ、生徒たちはアイデアを書き込んでいきました。生徒は自分の声で話せたり、いろんな合図ができたりするのが面白かったです。会ったことない人との交流とかいろんな体験をやってみたい。

大淀中学校教諭 大城匡平さん

メタバースの空間に入ってもらわないと何ができるかわからないと思いますので、体験はすごく大事だと思います。メタバースという環境に触れてもらって、将来を考えるきっかけになればと思っています。

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