“ORIGAMIのまち”に春のフォトスポット 上三川の国登録有形文化財「生沼家住宅」に桜のくす玉登場

春らしい桜のくす玉が飾られた生沼家

 【上三川】上三川の国登録有形文化財「生沼家住宅」に桜を模した折り紙のくす玉のオブジェが登場した。

 地元商店会有志と町がフォトスポットを設け、中心街ににぎわいをつくる取り組み。桜のくす玉は赤とピンクの折り紙で作られ、直径約10センチ。昨年の夏もヒマワリのオブジェが飾られた。

 6日、同住宅の県道沿いの格子戸には町民らが制作したくす玉約120個が並んだ。佐藤材木店の山田有美(やまだゆみ)社長は「生沼家の格子戸に春らしいフォトスポットをつくりました。卒業、入学シーズンを迎え『ORIGAMIのまち』ですてきな写真を撮ってもらえれば」と話していた。

 桜のくす玉はORIGAMIプラザの開館セレモニーが行われる5月上旬まで飾られるという。

 (問)町商工課0285.56.9150。

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