岡山県真庭市で、あす(8日)から3日間映画祭が開催されます。その名も「ニューガーデン映画祭」。国内外の作品とともに、地元の子どもたちが作った力作も上映されるといい、着々と準備が進められています。
明日から日曜までの3日間、真庭市立中央図書館と市内の商店街にある「ビクトリィシアター」で15本の映画を上映する、ニューガーデン映画祭です。
カンヌ国際映画祭・ACID部門に作品を出品したことで知られる、真庭市出身の映画監督・山崎樹一郎さんの呼びかけにより、去年から始まったイベントです。
(山崎樹一郎監督)
「映画を用いて『地域』という土壌に肥料を染み渡らせるように、豊かさを作っていけたら」
山崎監督の意見を軸に、厳選したという国の内外の作品とともに、去年のワークショップで地元の小学生が制作したショートムービーも上映。作品の監督や評論家を招いてのトークセッションも予定されています。
(映画祭実行委員長 柴田祥子さん)
「映画はもちろんですけれど、この町の気づかなかった楽しさみたいなものを、ぜひ味わっていただけたらなと」
地元の人も、開催を心待ちにしているようでした。
(地元の人)
「知らない素敵な映画がたくさん我々を待ってくれている、ということもあって待ち遠しいという思い」
オープニング作品の上映は明日(8日)の夕方に始まります。