桐谷健太、真夏に「かき氷食べ放題&珈琲飲み放題」を差し入れ

桐谷健太主演の『連続ドラマW 坂の上の赤い屋根』(WOWOW・全5話)の上映イベントが3月7日、大阪市内の映画館にて実施され、桐谷と倉科カナが登場。舞台挨拶をおこなった。

主演ドラマ『坂の上の赤い屋根』の舞台挨拶に登場した桐谷健太(3月7日・大阪市内)

同ドラマは、イヤミスの名手・真梨幸子による同名小説が原作。18年前に起こった女子高生両親殺害事件の犯人・大渕死刑囚(橋本良亮)の自叙伝を手がけた編集者・橋本(桐谷)のもとに、その事件をモチーフにした小説企画が新人作家(倉科)から持ち込まれる。連載を実現すべく、大渕死刑囚と獄中結婚した女性やかつて愛人だった女性への取材を進めていくうちに、どんどん黒い感情に引きずり込まれていくというダークミステリーだ。

撮影は夏におこなわれ、桐谷自らお店と交渉し、かき氷の食べ放題とコーヒーの飲み放題をキャスト&スタッフに差し入れをしたという。「ロケ現場がものすごく暑かったんですね。ちょうど近くにケータリングのかき氷屋さんとおいしい珈琲屋さんがあったので、スタッフさんに『WOWOWで〜、坂の上の赤い屋根で〜と言ったら、なんでも出してください』と。ちょっとでも楽しく現場がやれたらいいなと思って」と明かし、倉科も「めっちゃテンション上がりました」と笑顔を見せた。

『連続ドラマW 坂の上の赤い屋根』予告編

登場人物がそれぞれ闇を抱えるという難解な設定だったが、桐谷は「どのシーンも緊迫してますし、それぞれがドロっとしたものを出していくぶつかり合いだったんですけど、僕が演じる橋本の心の闇が浮き彫りになるのが5話なんです。橋本と大渕が対峙するシーンを撮り終えたときに、スタッフさんが『すさまじかったです』と伝えてくれて。手前味噌ですけど。できあがりを観たときに、自分自身も見入ってしまいました。手前味噌ですけどね(笑)」と手応えを感じた様子だった。

桐谷&倉科のほか、橋本良亮、蓮佛美沙子、斉藤由貴、床嶋佳子、工藤美桜、七五三掛龍也らが出演。同ドラマは3月3日からWOWOWプライム、WOWOW4Kで放送・配信中(毎週日曜・夜10時〜)。

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