EU、アップルに説明要求 巨大IT規制法に基づき

 【ブリュッセル共同】欧州連合(EU)欧州委員会は7日、人気ゲーム「フォートナイト」を手がける米エピック・ゲームズの事業展開を妨害した疑いがあるとして、米アップルに説明を求めたことを明らかにした。この日適用が始まった巨大IT企業規制の「デジタル市場法(DMA)」に基づく措置だという。

 欧州委報道官の説明やロイター通信によると、エピックはアップルの手数料を回避しようと独自の決済システムを導入したところ、アプリ市場から締め出された。このため欧州向けに独自のアプリストアを開設することでゲームの提供を再開しようとしていたが、アップルに6日、開設に必要な開発者登録を抹消された。

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