火災起こしたフェリーの代わりに高速船「トッピー」運航へ 十島村 異動期に合わせ26、27、4月2日の3回

試験運航を終え鹿児島港本港区南ふ頭に接岸する「トッピー」=7日午後5時10分ごろ、鹿児島市本港新町

 昨年12月の火災で運休中の村営船「フェリーとしま2」の代替船として、鹿児島県十島村が種子屋久高速船(鹿児島市)の「トッピー」の臨時運航を検討していることが7日、分かった。同日、九州運輸局鹿児島運輸支局によるトッピーを使った試験運航があった。

 村は26、27日と4月2日に、鹿児島港本港区南ふ頭から口之島を経由し、中之島を結ぶ航路で運航するよう同社に要望している。試験運航も同ルートを通った。

 村民は現在、代替運航する三島村営船「フェリーみしま」などを利用。要望した期間は学校職員らの異動時期と重なるため、村は新たな代替船を探していた。

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