石川佳純さん、内村航平さんの“長文エール”に仰天「楽屋では何も考えてないって言ったのに…(笑)」

元卓球日本代表の石川佳純さんと、元体操日本代表の内村航平さんが寝具メーカー「エアウィーヴ」による「エアウィーヴ PARIS2024オリンピックモデル発表会」に出席し、五輪にまつわるトークを繰り広げた。

エアウィーヴは、前回の東京五輪に続いてパリ五輪でも選手村に寝具を提供。選手村での思い出を聞かれた石川さんは、「選手村の中に美容院だったりネイルサロンがあるっていうのを知ってすごく驚きました」と振り返り、内村さんは「休みの時にうろうろしていたらたまたま(ウサイン・)ボルトが入村するタイミングで、警備員に囲まれながら入ってくるので誰だろうと思って見たら、身長が高いのですぐ分かりました」と話した。

エアウィーヴのニューモデルは一般発売もされる。選手村で提供されるものと同様の機能を持ったマットレスを体験した石川さんは、「五輪選手が使う寝具を使えるってなかなかないことだと思います。すごいです」と驚いていた。

石川さんはパリ五輪では新種目のブレイキンに興味があると話し、「本当に人間離れした、迫力あるダンスが見られるとテレビを見ていても思っていて、楽しみにしています」という。

一方で現役選手へのメッセージをフリップで掲げると、書かれていたのは「悔いのない戦いを」。石川さんのこのシンプルなメッセージに対し、内村さんは「本当に大丈夫かと毎日自問自答して、完璧な準備をし、現地に着いてからも同じことをして、圧倒的自信をつけて、周りの環境に惑わされずに自分を保つこと。そして本番では開き直って楽しむことです」と長文のメッセージを書いてみせ、会場を沸かせる。

司会の魚住りえアナウンサーからも「石川さんが言いたかったことも全部具体的に網羅してくれましたね」とツッコミが入り、石川さんは「楽屋裏で『全然考えてない』って言ってたのに、本番めっちゃ長いじゃないですか(笑)」と舞台裏を明かし、会場を笑わせた。

内村さんは「やっぱり五輪は一言では言い表せられない大会ですし、4大会に出て2連覇をした中で、大事なことは一言では片付けられないなとなりました」と、世界を制覇した極意を長いメッセージに込めた。

そしてイベントが終わりかけたところで、2月23日に31歳の誕生日を迎えた石川さんに、サプライズでバースデーケーキが。さらに1月3日生まれの内村さんにもエアウィーヴの高岡本州会長からお菓子が贈られ、3月2日生まれの魚住アナにもエアウィーヴからプレゼントが用意されていることが明かされ、和やかなお祝いムードでイベントは締めくくられた。

取材・文・撮影=大宮高史

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