脳疾患で緊急入院のスウェーデン代表MFオルソン、脳内に複数の血栓が確認

先月から入院中のオルソン[写真:Getty Images]

脳疾患で緊急入院したスウェーデン代表MFクリストファー・オルソン(28)は、脳内に複数の血栓があると診断された。

デンマークのミッティランは7日、先月20日に自宅で意識を失い、緊急搬送されたオルソンの健康状態に関する最新のレポートを報告した。

その報告によると、オルソンは脳血管における極めて稀な炎症状態の結果、脳の両側に複数の小さな血栓を患っていることが判明したという。

また、現時点で意識は回復していないものの状態は安定しており、意識レベルが高まっていると快方に向かっていると説明している。

「クリストファー・オルソンの状態は現在安定していると考えられており、医師らは引き続きある程度の進歩を確認しています。同時に、クリストファーの意識レベルが高まっていると感じています」

「今後、医師はクリストファーの人工呼吸器を段階的に外していくことを試みるでしょう。しかし、彼は依然として集中治療を受けており、治療の期間や最終的な予後についてはまだ何も言えません」

アーセナルでプロキャリアをスタートしたオルソンは、これまでAIKソルナ、クラスノダール、アンデルレヒトでプレー。スウェーデン代表としても47試合に出場している。

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