【インド】トランスコスモス、インドで業務開始[サービス]

完全子会社トランスコスモスインディアは2023年10月に設立=南部ベンガルール(トランスコスモス提供)

ビジネス・プロセス・アウトソーシング(BPO)大手のトランスコスモス(東京都豊島区)は7日、インドの子会社が1日付で業務を開始したと発表した。インドの消費者に顧客対応サービスを提供する。

2023年10月に100%子会社トランスコスモスインディアを南部ベンガルール(バンガロール)に設立した。資本金や社員数は非公表。

電話やメール、チャットを使った顧客対応窓口である300席規模のコンタクトセンターをベンガルールに設置し、業務を始めた。当初はトランスコスモスが日本や中国などで抱える既存顧客のインド部門に対し、顧客対応サービスの提供を提案していく。インドの地場企業やグローバル企業との取引も目指す。

同社によると、インドのカスタマー・エクスペリエンス市場は今後5年間で65億米ドル(約9,610億円)規模から78億米ドル規模へと拡大する見通し。

© 株式会社NNA