神奈川県警春の人事異動、総勢3315人 前年同期比で186人増 サイバー対策強化へ

神奈川県警本部(資料写真)

 神奈川県警は11日から4月1日にかけて、春の定期人事異動を発令する。総勢3315人(警察官2950人、一般職員365人)で、前年同期比で186人増と大規模なものとなった。

 インターネットを悪用した詐欺や身代金要求型コンピューターウイルス「ランサムウエア」によるサイバー攻撃などに対処するため、捜査部門と支援部門の運用を一体化させるなどの強化を図った。広域的な特殊詐欺の捜査を目的とした「特殊詐欺対策室」を、捜査2課から暴力団対策課に移管した。

© 株式会社神奈川新聞社