「エンドウが必要だった。中盤の破壊者」先発復帰で即躍動!リバプール専門メディアが遠藤航に感嘆!「重要性と名声は増すばかり」

現地時間3月7日に開催されたヨーロッパリーグのラウンド16第1レグで、遠藤航を擁するリバプールは、チェコ王者のスパルタ・プラハと敵地で対戦。開始早々、アレクシス・マカリステルが自ら得たPKで奪った先制点を皮切りに、得点を重ね、5-1で大勝した。

遠藤は120分を戦い抜き、リーグカップ制覇に大きく貢献したチェルシー戦以来、3試合ぶりに先発に復帰し、フル出場。いつも通りの献身性と巧みなボールさばきで中盤を支え、健在ぶりを大いに示した。

クラブ専門メディアは、日本代表のキャプテンを高く評価しており、『Anfield Watch』は採点記事で8点を付与。寸評にはこう綴った。

「リバプールにはエンドウが必要だった。中盤の破壊者だ。チームが前に選手を残すなか、蹂躙されるのを防いでいた」

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また、『Liverpool Echo』と『This Is Anfield』も高水準の7点を与え、それぞれ賛辞を寄せた。

『Liverpool Echo』
「週を追うごとにその重要性と名声が増している。中盤における真のディフェンスのスペシャリストだ。カウンターアタックを阻止するためにハラスリンを倒してしまった際、イエローカードを免れたのは幸運だった」

『This Is Anfield』
「先発復帰を果たしたエンドウにとって、少し複雑な夜に。中央でややルーズなプレーもありながら、前へのアプローチで見事な動きを見せた。イエローカードを免れたのはかなりラッキーだったが、文句を言うつもりはない。この試合は彼にリズムを取り戻させるために必要なものであり、クロップ監督はそれが達成されたと確信しているだろう」

先発復帰で即躍動した遠藤。中2日で臨む、マンチェスター・シティとのプレミアリーグ首位攻防戦にも大きな期待が懸かる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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