父に罵声を浴びせ、家来のように扱う自分勝手な母…悩む相談者に江原啓之が届けた言葉とは?

スピリチュアリストの江原啓之がパーソナリティをつとめ、番組パートナーの奥迫協子とお送りするTOKYO FMのラジオ番組「Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り」。
3月1日(日)の放送では、リスナーから届いたさまざまな相談に、江原がアドバイスを送りました。

江原啓之

<リスナーからの相談>
私には、75歳になる母と、78歳になる父がいます。母は、私が子どもの頃から父に対し辛辣な言葉を浴びせ、自分の家来のように扱ってきました。50年たった今でも、同じように父に対して「とんちんかん!」「役立たず!」と言い、「こんな人と結婚した自分はなんて不幸なのか」と嘆くのです。

両親は親の紹介でお見合い結婚をし、母はずっと専業主婦でした。たしかに気の進まなかった縁談だったようですが、それを選んだのは母自身ですし、「そんなに嫌なら離婚して外で働けばいいのに」と思います。そうしなかったのも母自身、自分にとって都合が良かったからでしょう。

父は大人しい性格で、1つの会社で定年以降も嘱託として務め、部下からは慕われていたようです。そんな性格なので言い返すことはないのですが、あまりにもひどいので、私から母に「結婚して不幸なのは父さんのほうなんじゃないの? 酷いことばかり言って」と言うと、母は途端に不機嫌になり「あんたは父さんばっかりかばって、私のことが嫌いなんでしょ!」と私を無視し始めます。母はずっと悲劇のヒロインです。

私は両親のことは好きも嫌いもなく、家族だから何かあれば助けたいと思っています。今さら人間変わらないのでしょうが、こんな自分勝手な母とどうやって接していけばいいのでしょうか?

<江原からの回答>
江原:50年、ずっとそうやっているんでしょう? お父さんも何だかんだと言って、別に嫌じゃないのでしょう。

相談者さんもクールに文章を書いていますよね。ということは、こういう環境だったんですよ。本当に悲惨なら、こんなに淡々と書かないと思います。「子どもを見れば親が分かる」っていう言葉があるじゃないですか。だからそういう意味では大丈夫なんじゃないでしょうか。

奥迫:これはこれで夫婦の形で、それで楽しんでいるということですね。

江原:平和ですね。そういうことだと思います。娘さんも「両親のことは好きも嫌いもなく、家族だから何かあれば助けたい」と、すごく客観的な視点をお持ちです。全然、陰湿じゃない。暗くないので、それで良いと思います。

江原啓之、奥迫協子

●江原啓之 今夜の格言 「心の奥に寄り添えば、道は見えます」

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3月1日(日)放送分より(radiko.jpのタイムフリー)聴取期限 3月11日(月)AM 4:59
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<番組概要>
番組名:Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り
放送日時:TOKYO FM/FM 大阪 毎週日曜 22:00~22:25、エフエム山陰 毎週土曜 12:30~12:55
出演者:江原啓之、奥迫協子
番組Webサイト:http://www.tfm.co.jp/oto/

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