“謎の何か”に毎晩監視されている?「シックス・センス」M・ナイト・シャマラン監督の娘イシャナ長編監督デビュー作『ザ・ウォッチャーズ』

『ザ・ウォッチャーズ』©2024 WARNER BROS. ENT. ALL RIGHTS RESERVED

1999年に公開され大ヒットした『シックス・センス』を始め、2021年に公開された『オールド』に至るまで、型にはまらないスタイルで、常に多くの映画ファンを虜にしているM・ナイト・シャマラン監督。アカデミー賞にも二度ノミネートされ、総興行収入33億ドル超を記録しており、いつもセンセーショナルな題材を扱い、観たことのない、意外な展開で私たちを楽しませてくれている。そんなシャマランの娘であるイシャナ・ナイト・シャマランが長編初監督、脚本を務めるホラー映画『ザ・ウォッチャーズ』が、6月21日(金)より日本公開が決定。このたび、US予告が解禁となった。

シャマラン父・娘 × ワーナーホラー

本作には、シャマランもプロデューサーとして参加しており、早くも父・娘でどんな予想もつかない展開の作品を届けてくれるのか期待が高まっている。イシャナは現在24歳で、これまでにシャマラン監督の『オールド』『ノック 終末の訪問者』、テレビドラマシリーズ『サーヴァント ターナー家の子守』の製作にも参加している。

今回シャマランが2023年にワーナーと複数年にわたるファーストルック契約を結んでから最初の劇場公開作品となるが、『IT/イット』『アナベル』『死霊館』シリーズなど多くの大ヒットホラー作品を生み出しているワーナーとのコラボでどのような世界を見せてくれるのか?日常では味わえない“スリリング”で”ドキドキ”する映画体験を世の中に贈り出してきた「ワーナーホラー」×シャマラン父・娘のシナジーで、24歳のイシャナが監督する『ザ・ウォッチャーズ』は、我々に新鮮で刺激的な映画体験を贈り出してくれるに違いない。

本作は、作家A・Mシャインが2021年に出版した同名ホラー小説「The Watchers」をもとにしており、スタジオ各社が争奪戦の末にニュー・ライン・シネマが映画化権を獲得した作品。『I am Sam アイ・アム・サム』で天才子役として一躍脚光を浴び、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』『オーシャンズ8』 や、最近では『イコライザー THE FINAL』に出演、デンゼル・ワシントンとの『マイ・ボディーガード』以来、19年ぶりの共演が話題となった、ダコタ・ファニングが主演、“謎の何か”に毎晩監視される事になる、28歳の孤独なアーティスト・ミナを演じる。

さらに、『Tarot』のオルウェン・フエレが60代のグループのリーダー的存在マデリン、女優兼モデルで『バーバリアン』『バード・ボックス バルセロナ』のジョージナ・キャンベルが20代の若妻シアラ、イギリスのミュージカル俳優、『レ・ミゼラブル』のアリスター・ブラマーが30代のシアラの夫、『Creeped Out』のオリバー・フィネガンが未熟で衝動的なグループ最年少19歳のダニエルを演じる。

“監視者”は何者なのか?

US予告では、ミナ(ダコタ・ファニング)が道中で車も携帯も故障し、地図にない森に迷い込み、避難したガラス貼りの部屋の中で見知らぬ3人と共に、未知の“監視者”の存在に戸惑う姿が映し出されているが、“監視者”の正体は全く想像も出来ない内容となっている。予告は、ミナが恋愛リアリティーショーを観ている所から始まるが、ミナは“監視者”に観られており、“監視者”を我々は“覗き見”している。まだまだ“謎”だらけの予告編に、この先の情報が待ち遠しい。

『ザ・ウォッチャーズ』は6月21日(金)より公開

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