スーパーなどに1年を通して並んでいる野菜の代表格・キャベツ。様々なレシピに活用できるこの野菜は、収穫される時季によって見た目や食感が変わってくる。3～5月に旬を迎える「春キャベツ」は他の時季のキャベツに比べて、葉の巻き方がゆるくやわらかいのが特徴だ。品種によって大きさは変わるものの、水分量が多いため甘味が強いと言われている。
神戸市内でも春キャベツの入荷が始まっている。産直市場「ナナ･ファーム須磨」（同市須磨区）では例年より早い2月半ばから入荷がスタート。神戸市内や兵庫県稲美町などから新鮮な春キャベツが運ばれてきているという。
担当スタッフは「入荷が早くなったのは暖冬の影響があるかもしれません。甘味の強い春キャベツはさっと茹でてコールスローなどのサラダにするのがおすすめ。他にもパスタやロールキャベツなど定番料理でも楽しめます。選ぶポイントはやわらかさなので、ふんわりしているものを選んでください」と話す。
春キャベツに含まれるビタミンCは体内の活性酸素を取り除く働きがあるとされ、アンチエイジングや美肌効果が期待される。またカリウムの働きによるむくみ解消や、食物繊維による腸内環境の改善などにも効果があると言われている。
※ラジオ関西『Clip月曜日』2月19日放送回より
