ウクライナ大統領らを意図的に標的か、ロのミサイル着弾で=高官

[7日 ロイター] - ウクライナのイーホル・ゾフクバ大統領外交顧問は、南部オデーサ(オデッサ)を訪問していたゼレンスキー大統領とギリシャのミツォタキス首相の近くにロシアのミサイルが着弾したことについて、両国の代表団を意図的に狙った可能性があるとの認識を示した。

関係者によると、着弾したのは両首脳から500─800メートル離れた場所だった。

ゾフクバ氏はCNNライブのインタビューで「実際のところわれわれから500メートルも離れていなかった。わが国の大統領の代表団や外国からの賓客の代表団に向けられたものであることを否定できない」と述べた。

一方、ロシアはこの見方を否定。メドベージェフ安全保障会議副議長は、代表団を標的にしたものではなかったと表明した。

ロシア国防省も6日の声明で、ウクライナ軍の海上ドローン格納庫を攻撃したと説明し、「目標は達成された」としている。

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