松山英樹1打差2位発進 腰は「痛いけれど…」

松山英樹は1打差2位で発進(撮影/田辺安啓(JJ))

◇米国男子◇アーノルド・パーマー招待 初日(7日)◇ベイヒルクラブ&ロッジ(フロリダ州)◇7466yd(パー72)

故アーノルド・パーマーの招待大会が、今季4戦目のシグニチャーイベント(昇格大会)として開幕。3週前の「ジェネシス招待」で2年ぶりの優勝を飾った松山英樹が首位に1打差の2位発進を決めた。1イーグル5バーディ、2ボギーの「67」。ジャスティン・ローワーと並び、6アンダーのシェーン・ローリー(アイルランド)を追う。

松山は前日のプロアマ戦を腰痛で欠場。一夜明けたこの日は「痛いけれど、18ホール行けて良かった」と”完走“をまず喜んだ。フルパワーとはいかないショットを多用し、「合わせながらやっていたが、距離もそれなりに飛んでいたし、これくらいがちょうどいいのかなと思いながらやっていた」と好スコアに納得した。

2つ目のボギーをたたいた直後の後半16番(パー5)では、グリーン奥からチップインイーグルを奪取。「だいぶ貯金ができたので、あしたしっかりと同じようなプレーができるように頑張りたい」と意気込んだ。

松山と2サムでプレーしたラッセル・ヘンリーら4人が4アンダーの4位につけた。ジャスティン・トーマス、ミンウ・リー(オーストラリア)らが3アンダー8位グループを形成。世界ランキング1位のスコッティ・シェフラーはジェイソン・デイ(オーストラリア)らと同じ2アンダー20位タイで初日を終えた。

ロリー・マキロイ(北アイルランド)は1オーバー49位と出遅れ。前年優勝のカート・キタヤマは6オーバーで69人中68位に沈んだ。

大会は36ホールを終えて50位タイまで、または首位と10打差以内の選手が決勝ラウンドに進む。

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