国際女性デーに1日限り、黄色い「ミモザ」の特別題字。朝日新聞が全国に配達

国際女性デーに合わせて黄色いミモザをあしらった題字を採用した朝日新聞の3月8日付朝刊

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3月8日は国際女性デー。女性たちが達成してきた成果を世界中で認識し、ジェンダー平等をめざして連帯、行動する日だ。

朝日新聞は2024年3月8日の朝刊で、1面の題字にいつもと違うデザインを採用した。国際女性デーのシンボルになっているミモザの花をあしらい、鮮やかな黄色が映えるようにカラー印刷して配達した。

朝日新聞社によると、普段の題字は東京本社版は桜、大阪、名古屋、西部本社版は芦が背景になっている。ミモザを背景にした題字は「1日限りの特別なデザイン」で、初めて採用したという。

同日の紙面には女性の人権問題を多角的に取り上げた特集記事を多くのページで掲載。「国際女性デーに、ジェンダー問題を考える契機となることをめざした」としている。

国際女性デーは1975年に国連で始められた。そもそもは1900年代初めに北米やヨーロッパで起きた女性の労働運動に端を発していると言われる。

イタリアでは女性への敬意のしるしとしてミモザの花を贈る習慣があり、3月8日は「ミモザの日」とも呼ばれている。

朝日新聞の国際女性デーに合わせた特別な題字(左)と普段の題字(東京本社版)

国際女性デーの特別題字と普段の題字

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