米軍オスプレイ、飛行再開へ調整打診 米側から連絡 木原防衛相

オスプレイの飛行再開を巡る調整状況について説明する木原稔防衛相=8日午前、国会内

 【東京】木原稔防衛相は8日午前の記者会見で、一時飛行を停止している米軍オスプレイの飛行再開を巡り、米側から7日夕に「日本国内の米軍オスプレイの運用再開のタイムラインについて、今後具体的に調整したい」との連絡があったことを明らかにした。

 一方、「米側とは事故状況や安全対策について確認作業を行っている」とし、「やり取りの逐一は米側との関係もあり、答えは控える」と述べるにとどめた。

 また、沖縄県うるま市に陸上自衛隊の訓練場を新設する計画を巡り、県議会が白紙撤回を求める意見書案を全会一致で可決したことについて「白紙にする考えはない」と強調。その上で、県議会の意見書を「検討作業の考慮に入れることは当然だ」との認識を示した。

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