避難生活の教訓、東北から能登へ 震災伝承館「南三陸311メモリアル」で企画展

東日本大震災の教訓を能登半島に届けようと、宮城県南三陸町の震災伝承館「南三陸311メモリアル」で企画展が開かれている。紙に書かれた町民の避難生活での工夫などを、来館者に交流サイト(SNS)で拡散してもらう想定だ。入館無料で4月1日まで。館内の一角に「余裕があれば箸にもラップを」「お裾分けなどをして住民同士のつながりが育まれた」といった、避難所や仮設住宅で過ごす上でのアドバイスが100枚程度貼られている。

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